イチから株式投資

まったくの初心者がイチから株式投資を始めるブログ

頭の良さは投資に有利か?

ちょっと前にTwitterで話に出ていたので、ちょっと思ったことを。

それはある投資家が出会った人が東大卒のとび抜けて頭の良い人だったけど、投資ではあまり結果を残せなかったとの事。でも、その人が買っていた銘柄は今では10倍どころか100倍にもなっているよっていう話でした。

 

その話を聞いて、私は思い出した事がありました。それは横溝正史が亡くなった時、美輪明宏が話していた言葉です。それは「彼はとても頭の良い人だったけど、推理小説は最後は種明かしをして読者のところまで降りていかなければならないのでジレンマがあったのではないか」というような趣旨の話でした。

その時はピンと来なかったのですが、これは投資にも通じるのではないかと思うのです。

もし将来すごく大きくなる会社、例えばGoogleみたいな会社があったとして、いつ株価が大きく値上がりするかというと、大衆がその会社の変化に気付いた時だと思うのです。たとえどれだけ早くからその会社の将来が見通せたとしても、結局は大衆が気付くのを待たなければならない。なので、どれだけ頭が良くて、スゴク早くから気付けても意味はなく、何なら大衆よりちょっと頭が良いぐらいがちょうど効率が良いのかもしれないと思うのです。

まあ、要は投資で結果を出すには会社の分析だけではなく、いつそれが評価されるのかまで考えなければならないという話だと思うのですが。

 

ただ、ここで問題なのは大衆より頭が悪かったらどうするのかということです(笑)

私はお世辞にも頭は良くなく、学校でも常に頭の悪い部類にいたので、この頭でどうやって投資で勝っていけばいいのか考えました。そこで行き着いたのが今の投資法です。

私の頭ではどうしても大衆よりスタートが遅れてしまう。ただ、皆んなは手持ちのカードの1番リターンの大きいモノに投資すると思うので、私はそこで勝負するのではなく、割安だけど業績の伸びもイマイチで大きなリターンが得られそうにない、でも少しづつ収益はアップしている人気のない銘柄を狙うようにしています。特に地合いなどで大きく下がったタイミングでそういう株を買って、少しでもリターンを得られるようにしています。

結局、そのほどのリターンは得られませんが、コツコツやって、いづれ複利の力で大きな資産が築けたらと野望をもっています。

f:id:okazumiti:20191215170130j:image

最近もコツコツ頑張ってます。