皆さんは株式に興味を持ったのはいつですか？多くの人は意識もせずに生活して、なんなら一度も意識に上がることなく人生を終える方も多いのではないでしょうか。もともと私自身も株式投資に全く関心はなく、多くの人がそうであるように、生まれてこのかた意識もしたことがないと言うのが正直なところでした。そんな私が株式投資を初めて意識したのは、父親が亡くなった時です。
父親が亡くなった時、ちょっとした相続があったのですが、その中に「キッコーマン」の株式というのが含まれていたのです。今から14,5年前。当時はアベノミクスも始まる前で株価も1000円前後。1400株で140万円でした。29歳だった私は「ラッキー」ぐらいに思ったのを覚えています。
ただ、その株も元をただせばお爺ちゃんの親戚が若い時に買ったものの、出稼ぎでカナダに行くことになり、管理できなくなるため、お爺ちゃんが貰ったと言う代物で、父も祖父も株式投資とは無縁の生活を送っていました。なので、私自身も株を所有している意識もなく、売買するどころか、完全に忘れて生活していました。
しかし数年後に株の電子化が始まり、証券会社に口座を持たざるを得ず、（当時は何も分からず、家の一番近くあったエース証券に作りました）定期的に証券会社から手紙が来たり、配当金が送られてきたりと、何となく株式が生活の中で意識に上がることが多くなっていったのです。
そして、ついにある事がきっかけで初めて株買うことになるのです。
